※ネタバレ注意
錬成術師登録名『レヴィア・ディケ・アスタリスク』。タ ナトスよる洗脳を受けたのち現世へ放たれていた暴走錬成 術師。タナトスパーツとの異常結合により、内蔵の一部が タナトスの部品と融合。切除は現在の技術力では不可能と されている。その結果、体内に未知のエナジー保存領域が 存在しており、保護観察対象としてアルケミーに保護され た。現在は私有航空船により、指定空域の空賊狩りを指揮 している。
タナトスからの救出後、彼女の身元はアルケミーのデータ ベースによって照会され、アンノウンと断定された。その 後のメディカルチェックにより、レヴィアの肉体にはヘル メスの元に統括される全ての人種に当てはまらない謎の遺 伝子が存在することが判明した。アルケミーの研究員はタ ナトスの『調整』とタナトスパーツとの異常結合により、 遺伝子情報が書き換えられた可能性を指摘しているが、真 相は不明であり、調査は打ち切られている。
レヴィアの意識下には洗脳の影響が残っており、資源を略 奪する欲求が強く根付いている。その為、彼女にはアルケ ミー防衛機構の監視がついている。また、彼女はタナトス を処理した際、必ずそれらのパーツを回収し、弔いと共に 『フォルネウス船団』の私有航空船に組み込んでいること が確認されている。その行動は人類の謀反を予感させるも のだが、特異錬成術師への忠義とタナトスパーツより錬成 された武装『デカラビア』がもたらす数字上の戦果によっ て、その処分は重要観察対象リストに記載されるのみで留 められている。
レヴィアを侵食するエナジーは体内に融合したタナトスパ ーツと共鳴し、肉体の限界を超えた力を未知のエナジー保 存領域より出力する。しかし、強力な火力を有する砲を撃 ち続ければ、その銃身は焼けつく――レヴィアの肉体は強 すぎるエナジー出力に耐えられず、修復されたはずのタナ トスによる手術痕を浮き上がらせ、崩壊の予兆を見せてい る。同時に、彼女の錬成するエナジー体にはタナトスを構 成する部品と一致する点が散見されており、遠くない未来 に彼女を構成する『部品』は異世界の侵略者へと成り果て るだろう。
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#ユウェルちゃんは反省して -- 2017-06-16 (金) 19:52:24
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