※LBゲージの数値についてはFAQをご覧ください。
※同じタイプでも多少の誤差があるので参考程度に留めておいて下さい。 ※Lv1の数値は全タイプ共通です。 ※ステータス値を記載、コメントしてくださる方はステータス上昇系のマテリアを外した値を記載するようお願いします。
※ネタバレ注意
錬成術師登録名『ヤシロ・マイ』。元々エナジー適正を有 していなかったが、とある事故に巻き込まれたことで後天 的に適正を獲得した。こういった事例は他には確認されて おらず、希少な例として研究協力のためアルケミーに招聘 された。後天性錬成術師の為か適正に安定しておらず、適 性の高い闇属性のエナジーを扱おうとして火属性のエナジ ーなどが混じってしまったりする。
子供の頃、『彼女』は母を事故で亡くした。その事故を目 の当たりにした彼女の心は割れ、欠けた心は彼女の中に、 もう一人の彼女を生み出した。解離性同一性障害――二重 人格になった彼女だったが、それは彼女にとって苦しいも のではなかった。むしろ生まれた人格は優しく、時に厳し く麻衣のことを支えてくれる、まるで良き姉のような存在 だったから。だが、今はもう彼女はいない。彼女が存在し たことを証明するのは、二人がずっと一緒にいると誓って 買ったペアネックレスのみ。
10年前に寂静都市で実施された実験に『彼女たち』は参加 していた。しかし、実験は施設の暴走により失敗に終わ り、被験者たちは高濃度エナジーによって肉体が崩壊、異 形化してしまった。その事故では100名が死亡したとされ ているが、正確には実験の被験者は101人だった。一度は 異形化した『麻衣』を救ったのは、彼女の片割れである存 在だった。根拠がないと言う研究者は多くいたが、麻衣は 確信している。自分を救ってくれたのは彼女なのだと。
10年前の低温延命実験の失敗で、麻衣は大切な存在を二人 失った。一人は同じ身体を共有していた『彼女』。そして もう一人は、彼女と麻衣が心から尊敬していた錬成術師。 彼女は強く、気高く、弱者を救う事に信念を猛らせる人だ った。実験が失敗した後、生き延びた麻衣は、自分以外の 全員が死んだという報告を受け絶望した。だが彼女は、そ の絶望の淵から這い上がる。生き延びてしまったからこ そ、自分の命は力なき人を守るために使わなくてはならな い。そう決意し、彼女は戦いに身を投じた。
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