※LBゲージの数値についてはFAQをご覧ください。
※同じタイプでも多少の誤差があるようなので参考程度に留めておいて下さい(要検証) ※Lv1の数値は全タイプ共通です。 ※ステータス値を記載、コメントしてくださる方はステータス上昇系のマテリアを外した値を記載するようお願いします。
※ネタバレ注意
_ _ 錬成術師登録名『ミカガミ・エイキ』。 悠久都市では珍しい洋館に住んでおり、いつしか『悠久都市の魔女』と呼ばれるようになった。 ぼんやりしていて頼りない雰囲気ではあるが、占術の師範として弟子もとっており、最初の弟子である『灼屋紅緒』はすでにアルケミーで活躍している。 現在、彼女の元で占術を学んでいるのは『花萌葱』一人であり、家事や身の周りのことは全て彼女に任せている。 あまり外に出歩かない映姫がアルケミーに来た理由は、普段は内気で消極的な花萌葱が珍しく、アルケミーに行ってみたいという意思を示したことに起因する。
_ _ 水鏡を用いて未来を視ることができる映姫にとって、『現実』とは『ただ消化するだけの時間』という認識であり、世の中のことにまるで興味を持つことができない。 その為、悠久都市の屋敷に引きこもっている間は常に水鏡の前に座っており、いつか訪れる未来ばかり眺めていた。 しかしアルケミーに訪れて、未来視できない特異錬成術師という存在に出会ってからは、すぐ近くの現実にも目を向けるようになった。 予測できない言動の彼と過ごす日々は、英姫にとっては驚きの連続で、弟子を交えた彼との交流が彼女にとって数少ない『現実』になっていた。
_ _ ぼんやりしていて他人に興味が無さそうな映姫だが、お気に入りの相手には意地悪をする悪癖がある。 主な被害者は、面白い未来を持っている人物や、弟子である『灼屋紅緒』や『花萌葱』。 悪戯をする時は生き生きとした姿を見せるのだが、「とろい」せいで大体の悪戯は失敗して、後始末で弟子に迷惑をかける。 なぜか未来の視えない特異錬成術師や可愛い弟子と話している間だけが、唯一人間らしく現実を過ごすことができる時間――時折彼女は考える。 もし未来を視ることができなかったら、無邪気に悪戯を考えるだけの少女でいられたのだろうかと。
_ _ 初めて未来を視たのは、映姫がまだ小さい頃だった。 所謂『未来視』と言われる能力に長けていた彼女は、その日から熱心に水鏡を眺めることになる。 現在の時間軸の結果を全て脳内で体験することで、現在を生きることに興味を失う未来も、幼い彼女には視えていた。 それでも未来視を止められなかったのは、加速する思考と共に疲弊いていく身体が、この時すでにエナジー浸食されていたからであった。 今、彼女の脳には何十年、何百年先の未来が刻まれている。 幸福な未来も悲哀の未来も、等しく映姫から『現実』を、この瞬間を生きる喜びを奪っていく。
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