※同じタイプでも多少の誤差があるようなので参考程度に留めておいて下さい(要検証) ※Lv1の数値は全タイプ共通です。 ※ステータス値を記載、コメントしてくださる方はステータス上昇系のマテリアを外した値を記載するようお願いします。
ストーリークエスト「現世に揺蕩いし幽なる灯」の報酬ユニット
※ネタバレ注意
練成術師登録名『ヒシャクジ・リオ』。火借持は元は水宮都市に属する小都市で毎年行われる鎮魂祭の祭主を務める家系だったが、 十年前の大襲撃の後、さまざまな都市で鎮魂祭が行われるようになると、そういった各地の鎮魂祭の取り仕切りを依頼されるようになった。 理央も跡取りとして、アルケミーで行われる鎮魂祭で祭主を務めることとなった。 火借持の鎮魂祭では『死者と再会できる』などという噂もあるが、真偽は定かではない。
火借持の姫巫女と呼ばれ、産まれた瞬間から魂を沈める者として生きていくことが決められていた理央には、無邪気に遊ぶ時間などほとんど存在しなかった。 同年代の子供たちが遊んでいる中、ひたすら過酷な修行の日々を過ごしていた。 それでも彼女が努力を欠かさず、弱音を吐かなかったのは、同じく巫女として生きる母の背中に憧れたからに他ならない。 死者の魂を鎮め、生者の心を慰める。それこそが自分たちの役目なのだと告げた母の背中を追って、理央は今日も自らの役目を果たすべく懸命に務めていく。
火借持の血は『御霊振』と呼ばれる古式練成術を受け継いできた。その能力は他社の心象に対する干渉能力。 火借持の能力下におかれた人間は、感情を操作されたり、幻覚や幻聴といった偽りの意識・認識を植えつけられる。 戦場において『御霊振』の能力に影響されることは、それだけでも致命的だが、火借持の血統の人間は決して戦いにこの能力を利用しようとはしない。 その意思は火借持の初代が生まれた旧時代から二百年以上、揺らいだことはない。
死者の魂に寄り添い鎮めること。それが火借持の巫女の役割であり、理央は――歴代の巫女は、そのために自分の全てを捧げてきた。 その末に彼女たちが発症する浸食症状は世代・時代を問わずに決まっている。死者と歩み寄るあまり魂を肉体に繋ぎ留められなくなる。 初期こそ軽い眠気程度だが、次第に様々な肉体の機能が麻痺していき、睡眠状態から目覚めることも難しくなり、最終的にそのまま眠るように息を引き取る。 その結末を知りながらも理央は力の行使を止めない。今の時代に自分のような存在が不可欠だと知っているから。
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