※LBゲージの数値についてはFAQをご覧ください。 ※LS2の解放に解放結晶を1個消費します。
※同じタイプでも多少の誤差があるので参考程度に留めておいて下さい ※Lv1の数値は全タイプ共通です。 ※ステータス値を記載、コメントしてくださる方はステータス上昇系のマテリアを外した値を記載するようお願いします。
※ネタバレ注意
錬成術師登録名『カゴミツ・ムツル』。無気力、無頓着、 ずぼら、と普段の日常生活では褒められる部分の少ない牟 弦だが、戦闘能力だけは突出して優れている。ただ任務に 対しては時折命令も無視するほど不真面目。なぜアルケミ ーに来たか、その理由は誰にも打ち明けておらず、実は本 人もよく覚えていないらしい。「自分は死んでいるのと一 緒だから」が口癖で、他人と関わることを避け孤立してい る彼女は、その時を流されるがまま適当に生きている。武 器は鎖の形をしており、自分が使う武器だというのに触る ことに抵抗がある。
牟弦が忘れたふりをしている、アルケミーに来る前の記憶 ――彼女は、とある組織の情報諜報員として生きていた。 組織に関わるきっかけは、籠に入れられて捨てられていた 赤ん坊の彼女を、組織の一員である男が拾ったからだっ た。その後構成員として働けるよう育てられた彼女は、当 然のように組織が自分の居場所になったものの、ある日仕 事で失敗してしまい追放されることになる。仕事先で見た 「何か」と、追放の際に受けた鎖を使った惨たらしい拷問 のせいで、元から無口だった彼女は更に無感情無気力な人 形のようになってしまったのだった。
牟弦が最後の仕事先で見たものは、ひとりを犠牲にすれば 解決する問題に対し、誰も切り捨てない選択をして強い繋 がりを見せた家族の姿。理解できない牟弦に、彼女と同じ 年頃の娘が「家族はいないのか」と尋ねる。物心ついた頃 から傍にいるのは組織の者で互いに情は無い。牟弦がこの 任務に失敗して帰っても、無慈悲に処分されてしまうだろ う。そう説明した牟弦は、娘が自分を可哀そうな目で見て いることに気付く。人との繋がりや、他人に哀れに思われ る感覚を初めて知った牟弦は、動揺して手を下せなかった ことにより仕事を失敗することになった。
アルケミーに流れ着いた牟弦は特異錬成術師に出会い、生 きていくだけの場所だった組織とは違い、特別な仲間とい うものを知る。しかし初めて知った温かい感情に、アルケ ミーに来てからは触れるのも躊躇っていたかつての得物で ある鎖が暴走し始める。人との繋がりが深くなるほど、自 らに巻き付いた鎖はきつく牟弦の身心を締め付ける。自身 の形が歪み、ねじ切れていくのを実感しながらも、牟弦は より深い繋がりを特異錬成術師に求めた。胸の奥にある空 っぽの籠を満たそうと、白痴のように求め続ける繋がりこ そが、遠くないうちに牟弦を壊すだろう。
最新の10件を表示しています。 コメントページを参照 画像を非表示
最新の10件を表示しています。 コメントページを参照 画像を非表示