※LBゲージの数値についてはFAQをご覧ください。
※同じタイプでも多少の誤差があるようなので参考程度に留めておいて下さい(要検証) ※Lv1の数値は全タイプ共通です。 ※ステータス値を記載、コメントしてくださる方はステータス上昇系のマテリアを外した値を記載するようお願いします。
※ネタバレ注意
錬成術師登録名『ライコウ・シホ』。 雷のイミテーション・ステラを保有する『天鳴都市』の出身で、現在はアルケミーに所属する戦技錬成術師。 高いエナジー適正を持つものの、怠惰な気質から実力を発揮することがなく、平均以下の戦力として運用される。 しかし、実戦では訓練時をはるかに上回るボテンシャルを発揮し、敵を殲滅する。 その理由は『面倒臭いので早く終わらせた』と言うのみである。
普段からやる気を感じない彼女が、どうしてアルケミストとなり、大槌『フィロゾフィア』を手に戦場に立つようになったのかを知る人物はいない。 彼女自身、それを誰かに打ち明ける様子はなく、どこか他者から一歩距離を置いた雰囲気を漂わせている。 しかし、それは他者を拒絶しているからではなく……自分と全く違う存在を前に、どのように接すればいいか、戸惑っているだけである。
どうして誰も彼もが未来に迷わず進んでいけるのかが志穂には理解できない。 未来は決して明るいばかりではなく、むしろ苦難の連続でしかないはずなのに。 それならその場に跪いて止まってしまったほうが楽なのに。なのにどうして人は進もうとするのか…… ましてや、アルケミストなどまともな未来は万に一つ程度の可能性しかない。 それでも、何故――その答えを知りたくて、志穂はここまでやってきた。 それを知れば、自分も歩き出せるのかもしれない。そんな期待を、どこかに抱いて。
自分は立ち止まって、目も耳も塞いで、これ以上傷つくことのない闇弱の内にいたいのか。 それとも他の人々と同じように、苦難の明日へ一歩を踏み出したいのか。 志穂は、きっともう答えをだせない。 闇弱の停滞も、蛮勇の如き一歩も、そこにどんな『価値』があるのか理解できなくなっていまうから。 勝利も敗北も、敵も味方も、道端の石ころも大切だった人も…… その一切の価値を、エナジーによって浸食された彼女には見失っていく。
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