※同じタイプでも多少の誤差があるので参考程度に留めておいて下さい。 ※Lv1の数値は全タイプ共通です。 ※ステータス値を記載、コメントしてくださる方はステータス上昇系のマテリアを外した値を記載するようお願いします。
※ネタバレ注意
錬成術師登録名『ユニア・マリステラ』。アルケミーで一 部の錬成術師が利用している寮の寮母を務めている。戦技 錬成術師としての技量も高く、彼女が寮母を務めるのは、 寮内での錬成術師の警備や生活指導を委任する意図も存在 する。寮母であることとは関係なく掃除が好きで、時間が あれば寮の清掃をしており、よく通りがかった子に声をか ける為か、多くの錬成術師から親しみを持たれている。な お、別に『寮母だからメイド服を着なくてはならない』な どという規則は存在しない。
幼少の頃、ユニアを取り囲む環境は優しいものではなかっ た。両親は仕事で忙しく殆ど家に帰らない生活を送ってお り、ユニアと彼女の弟の世話を家政婦に任せていた。しか し、その家政婦はほとんどユニアたちの面倒を見ず、否応 なしにもユニアは自分自身と、そして小さな弟の面倒を見 なくてはならなかった。そんな生活が崩れたのはユニアが 少しだけ目を離した隙に弟が家の中の階段から落ち、意識 不明になった事件がきっかけだった。弟は以来、意識不明 の状態が続き、ただでさえ繋がりの薄い家族は本当にバラ バラになってしまった。
給金だけを受け取り仕事をしない家政婦。子供だったユニ アは家政婦によって家から出ることが許されず、帰宅しな い両親にそれを伝える術はなかった。しかし、弟が意識不 明になる事故により事態は明るみになり、家政婦は逮捕さ れた。しかし弟が目覚めることはなく、両親は責任の在り 処をお互いに擦り付け合って離婚した。親権は母が持った ものの、以来母は精神的に追い詰められ数年前に自死し た。ユニアはたった一人で、意識不明の弟の医療費などを 払いながら頼る人もなく生きていくしかなかった。
ユニアの弟は幼少の頃、彼女が目を離した隙に事故で意識 不明の重体に陥り、現在に至るまで目を覚まさずにいる。 自分がもっとちゃんと面倒を見ていれば、しっかりしてい れば……長い間、彼女はそんな後悔に苦しめられてきた。 弟の医療費を払うために危険だと承知の上で錬成術師にな った彼女だが、そういった後悔の念がエナジー浸食で増幅 された結果か、行き過ぎなまでの他人への気遣いを見せる ことがある。それこそ、自身の身がどうなっても構わない と言わんばかりに。
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