※LBゲージの数値についてはFAQをご覧ください。
※同じタイプでも多少の誤差があるようなので参考程度に留めておいて下さい(要検証) ※Lv1の数値は全タイプ共通です。 ※ステータス値を記載、コメントしてくださる方はステータス上昇系のマテリアを外した値を記載するようお願いします。
ストーリークエスト「権謀渦巻く偽りの楽土」の報酬ユニット
※ネタバレ注意
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錬成術師登録名『シテンノウジ・エイル』。アルケミーの 新人錬成術師を名乗っているが正確にはまだ見習いに近い 立場であり、一人での任務は原則的に認められていない。 ――にもかかわらず、既に彼女の力量を超える任務を単独 で任されており、大きな失敗も経験している。彼女が自ら を卑下し事更に軽んじようとするのは、謙遜などではなく 幾度も繰り返してきた絶望的な失敗で、自分の不甲斐なさ ・力のなさを痛感し、心を折られてしまっているからであ る。
元来彼女はどちらかといえば消極的な性格で、与えられて きた任務は全て本人の希望とは無関係に押しつけられてき たものだった。アルケミーに移り住んできた経緯から冷遇 を受けつつけてきた一族の出身である彼女は、自らの立場 ←つつけてきた(原文ママ) に対する諦念が常にあったし、幼少期の失敗による罪の意 識が、自らの意思を主張する際の枷となっていた。もちろ ん楽園リゾート"エリシウム"の監督官を任されているの も。彼女の意思からではない。そもそも彼女は、オープン までの困難な時期を任されただけの捨て駒だった。
彼女には二つ年の離れた、とても仲のいい妹がいた。しか し一族の未来を開く俊英として将来を嘱望されていた妹の 命は、禁忌とされていた儀式による事故によって失われて しまう。大きな失敗をしたにもかかわらず生き残ってしま ったエイルは、ただただ両親の言葉にすがりつくだけの抜 け殻のような存在になってしまった。何かに依存しなけれ ば生きていけない彼女は、両親から離れて錬成術師として 歩むことになってからも、新たな依存先を探し続けること になる。
開発中のリゾートがどうなろうと、世界的にみればちっぽ けな問題にすぎない。しかも彼女はリゾートがオープンす ればお払い箱の捨て駒監督官で、責任を取らなければなら ない立場ではない。けれど依存先の言葉に従うだけの彼女 は、与えられた任務の遂行に、文字通り自らの全てを捧げ ていた。明らかに狂っている現状を、彼女が芯から疑問に 思うことは無い。つじつまの合わない事実を突きつけられ ても、解釈をねじ曲げてしまう。依存先が変わらない限 り、彼女が抱えている問題が解決するはずはなかった。
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