※LBゲージの数値についてはFAQをご覧ください。 ※LS2の解放に解放結晶を1個消費します。 ※LB強化には覚醒の刻印【雷】が1個必要になります。強化するには+以上であることが条件となります。
※ネタバレ注意
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非登録錬成術師『リヴ・ヒメルダ』。特定の住居を定めず 、根無し草のように常に都市間を行き来している。その姿 はまるでなにかを探しているかのようにも見えるが、彼女 がその"なにか"について旅路の途中で口にしたことはない と言われている。おどけた物言いながらも、明るく社交性 のある彼女はすぐに現地で顔見知りを何人も作るが、誰に も何も告げずに都市から去っていくのが"通例"となってい る。その格好から様々な場所で"踊り子"と勘違いされ、そ の度に、彼女の笑顔には、うっすらと青筋が浮かぶのであ った。
_ _ リヴが気づいたとき、彼女は自信の記憶を失っていた。残 っていたのは、自身の名前と、家族の記憶のみ。脳裏に浮 かぶのは、両親と、そしてたった一人の妹とで笑いあう遠 い日の光景。両親の顔も思い出せないが、ただ一人、妹の 顔だけははっきりと覚えていた。だからこそ、リヴは自ら が持つ唯一の記憶であり過去である妹を追い求める。大小 の空中都市を回り、生き別れの妹を探しながらも、その表 情に悲壮感はなかった。根無し草のような生活を続けなが ら、リヴは信じている。自分が諦めなければ、そう遠くな い日に大切な妹と再会できるのだと。
唯一残った記憶である妹を探し求め続けたリヴは、ついに アルケミーで妹と再会する。しかし、泣き虫だったはず の"妹"は、美しく成長しており、リヴのことを「知らない 」と言い放った。それでも、リヴは彼女こそが探し求めて いた妹であると確信し、彼女の記憶が戻るまで、姉として 付きまとうことを宣言する。妹はこれを拒否し、力ずくで 排除しようとするも、自身の持つ特異エナジーが、なぜか リヴには通用しなかったことから、リヴに興味を持つよう になる。これよりリヴは、自身は記憶喪失のまま、妹の記 憶を取り戻すべく奮闘していくことになった。
_ _ 記憶喪失のまま、生き別れの妹と再会したリヴは、自らの 記憶をも取り戻す。それは、『リブ・ヒメルダ』という人 間を形成していたはずの記憶が偽りであるという事実を示 す。リヴと『妹』は、同じ研究の過程で生まれた人工の生 命であった。リヴは期待された特異性を有することはなか ったが、奇跡的に、妹の特異エナジーへの耐性を有してい たことから処分を免れ、偽りの記憶を刷り込まれ野に放た れた。"その日、アルケミーで再会すること"を含めて、全 ては彼女たちを造った人間が定めたものであり、彼女たち は今も、静寂の闇に繋がれたままである。
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