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※LBゲージの数値についてはFAQをご覧ください。
※同じタイプでも多少の誤差があるようなので参考程度に留めておいて下さい(要検証) ※Lv1の数値は全タイプ共通です。 ※ステータス値を記載、コメントしてくださる方はステータス上昇系のマテリアを外した値を記載するようお願いします。
※ネタバレ注意
カレンにとって、自らの存在は咲き誇る花のように有限な もののように感じられていた。しかし、だからこそ精いっ ぱい咲いて見せようと彼女は日々を全力で楽しもうとす る。仕事も友情も、そして恋も。だからこそ、特別な存在 である"彼"から花見会へと誘われたカレンはすぐさま和服 を仕立てるために悠久都市へと飛んだ。もちろん、無二の 親友のスリーサイズも控えて。なお、その際に使用した空 之家所有の最新高速艇について持ち主から評価を求められ た際「乗り心地はあまりよくないんですね」と答えてい る。
花見会当日、予定通り美しく咲いた桜並木の下を歩きなが ら、カレンはその花に自分を重ねていた。けれど、いまは そういった不安を思い抱いているような時ではないと理解 している。限られた時間だとしても、せめて散るまでの限 られた時間を精いっぱい楽しもう。そう思いながら彼女は 穏やかな陽光の中で、咲き誇る花々をその記憶に焼き付け る。繋がれた右手に、少しだけ力を込めたまま。
桜並木を歩きながら、カレンは一頭の蝶を見つける。舞い 散る花弁と共にひらひらと宙を踊る蝶を、その瞳は自然と 追っていた。しかし不意に吹き付けた風に、ほんの一瞬目 を閉じた瞬間、蝶の姿は呆気なく視界から消え失せてい た。いつか自分が消えるときも、あの蝶のように後を濁す ことなく消えることが出来たら……そんな思いを抱きなが らも、心の片隅では、大切な人たちに覚えていて欲しい と、ほんの少しだけ願わずにはいられなかった。
想う、かつて何も守れなかった自分に何ができるのか。願 う、二度と大切なものを失わないことを。迷う、今の自分 が選ぶべき未来を。そして恐れる、かつて理想郷と呼ばれ た世界において本来交わらざる人と神格とを結んだ"彼女" と同じように多くの心を結び付けていく大切な人の姿が" 彼女"と被って見えてしまう、そのことを。かつて沙貴で あった存在は"彼女"を守り切ることができばかった。なら ば沙貴は、今度こそ大切な人を守り切ることができるの か。繰り返すわけにはいかないと繰り替えせば繰り返すほ どに、恐怖は膨れ上がっていく。
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