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※LBゲージの数値についてはFAQをご覧ください。
※同じタイプでも多少の誤差があるようなので参考程度に留めておいて下さい(要検証) ※Lv1の数値は全タイプ共通です。 ※ステータス値を記載、コメントしてくださる方はステータス上昇系のマテリアを外した値を記載するようお願いします。
※ネタバレ注意
毎年クリスマスの時期は忙しい明未だったが、今年はプレ ゼント配りという仕事が加わったため更に忙しくなった。 珍しく純粋に素晴らしいと思えるイベントに最初は乗り気 だった明未だが、さすがに予想できなかったこなせない量 の仕事きてしまい、どうしようか思い悩むことになる。楽 しみに待っている子ども達がいる以上、出来ないと放り投 げるわけにはいかないが…年も押し迫る時期で皆忙しく、 簡単に他人にお願いするわけにもいかなかった。
クリスマスプレゼントなのだから、今日中に配らなければ 意味がない。仕事を抱えすぎて途方に暮れていた彼女を救 ってくれたのは、特異錬成術師だった。ちょうど自分の分 を配り終えるタイミングだった彼は、仲間達と共に彼女が 担当するプレゼントのうち半分を、二つ返事で快く引き受 けてくれた。ありがたいと感謝しつつも明未は、自分で出 来なかったことを心残りに思いつつ次の仕事のため、礼も そこそこに走り出すのだった。
なんとか仕事にめどを付けた明未は、自分の分を引き受け てくれた特異錬成術師たちを探して再び走り始めた。まだ 残っているならそのぶんは自分が配るべきだと思ったし、 何よりちゃんと感謝の言葉を伝えなければいけない。しか しようやく出会えた彼は、礼などいらない、メリー・クリ スマスと行ってくれればそれでいいと笑ってくれた。素直 になれない彼女は照れ隠しの言葉を並べながらも、こんな クリスマスも悪くないと幸せな気持ちに浸るのだった。
残っていた数件のプレゼントを配っていた明未の所に、再 び彼がやってきた。もう手伝う必要はないと言ってあった のにどうしたのかといぶかしげな顔をしている彼女の手を そっと取って、そのまま歩き出そうとする。こんな目立つ 日に、ただせさえ目立つサンタの格好をして恋人みたいに 歩くわけにはいかないとさすがに断る明未だったが…彼と 二人で、並んで歩けたら幸せかもしれないと、少しだけ残 念な気持ちにもなったのだった。
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