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※LBゲージの数値についてはFAQをご覧ください。
※同じタイプでも多少の誤差があるので参考程度に留めておいて下さい。 ※Lv1の数値は全タイプ共通です。 ※ステータス値を記載、コメントしてくださる方はステータス上昇系のマテリアを外した値を記載するようお願いします。
※ネタバレ注意
錬成術師登録名『ディアナ・ユーピテル』。 元老院八席だった艶光寺家の筆頭家臣の家系に生まれるも、 十年前の大襲撃で艶光寺家の人間が全員亡くなり、ユーピテル家も彼女と祖父を残し死んでしまった。 祖父は主家を守れなかった事を悔い、ディアナを連れて辺境の小さな空中都市で隠棲した。 しかし、ディアナは艶光寺麗香が家を復興されようと奮起しているという噂を聞き、 居てもたってもいられず、彼女の元へと駆け付ける。
幼少の頃、彼女と艶光寺麗香は、従者と主家の娘という立場の違いはあったが、そんなことは関係なしに姉妹のように育った。 しかし10年前の大襲撃の斎、麗香以外の艶光寺家の人間と共にユーピテル家の人間は祖父とディアナ以外死亡してしまい、 その責任を感じた祖父は世を捨てるように辺境へと身を隠した。 ディアナは尚も麗香の傍に居たがったが、他ならぬ麗香から祖父を支えろと激励され、彼女の元を離れた。 しかし先日、祖父が老衰で逝去したことを機に、再び麗香の傍へと戻ってきた。二度と主を悲しませないという誓いを胸に。
艶光寺家の筆頭従者であった祖父とともに、ディアナは辺境の空中都市で暮らしていた。 主を守ることが出来なかった祖父の嘆きは深く、毎日のように『やり直したい』という気持ちを吐き出し続けながら衰弱し亡くなった。 そんな祖父の想いも技術も、全てを受け継いだ彼女は、絶対に艶光寺麗香を守り、その力になると誓い彼女の元へと舞い戻った。 強い忠義の炎を胸に宿す彼女の姿に、主である麗香は喜びながらも、少しだけ複雑な表情を見せる。 従者としての己を貫くディアナの姿は、幼少の頃姉妹のように育った彼女とは、全く違うものだったから。
祖父の、己の、あるいは無念の中で散っていった家族の忠義を宿し戦うディアナは、自分が大切なものを失っていくことを自覚していない。 それは、主である艶光寺麗香が、姉妹同然に育ったディアナに求めてほしかった『一人の少女としての幸せ』。 戦えば戦うほどに、ディアナの中で価値観が崩壊していく。ただ忠義を貫き、主の為に――全て艶光寺家の為に。 その声が、彼女を突き動かして止まらない。あるいは声は、彼女が背負うユーピテル家の、数多の亡霊が囁く悔恨の念なのかもしれない。
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